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映画「スパイダーマン ホームカミング」感想・レビュー!/あの超有名スーパーヒーローの新作!

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映画『スパイダーマン ホームカミング』のあらすじやキャストについては過去の記事で一度まとめておりますので,以下をご覧ください.

感想

※以下,ネタバレを含む場合があります.

映画のポスターや宣伝CMからも分かる通り,今回のスパイダーマンMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に属する作品として新たに生まれ変わっており,そのことは映画鑑賞後にも大きく頷ける内容であった.過去のスパイダーマン作品と比べても映画全体を通して,ポップでカジュアルな作品であった.例えば,2015年の『ジュラシック・ワールド』を万人受けする作品であると評するのであれば,今作『スパイダーマン ホームカミング』は〈もっと万人受け〉であると言えるであろう.ここで,今作はMCUに属しているため『アイアンマン』及び『インクレディブル ハルク』,『マイティ・ソー』などのMCU作品を復習しておくことが最大に今作を楽しむコツである.時間がない人はアベンジャーズシリーズだけを鑑賞して〈アイアンマン〉の立ち位置だけを知っておいても良いであろう.トビー・マグワイヤ演じる初代スパイダーマンのようなドラマティックな物語ではなく,アクションや話の展開がサクサク進む大衆向けな物語となっている.

 今回で主演の「トム・ホランド」がお披露目となったわけだが,持ち前の身体能力に加え,ピーター・パーカーという役の〈子供っぽさ〉を見事に演じていた.特に〈泣きそうな演技〉は見ている人の心を奪ったと思う.“今回の”スパイダーマンにピッタリの俳優であった.

 少しコメディ色が強かった印象があるが,新たなスパイダーマンの位置づけを認識するための内容であったと思う.映画『スパイダーマン ホームカミング』は,誰もが楽しめる王道ヒーロー映画である.ヒーロー映画を鑑賞する際,ヒーローの持つ能力に憧れることは映画の面白さを決める重要な要素のひとつである.スパイダーマンは何度リメイクされても,キャラクター自体に魅力があるため,ある程度の面白さが確保される〈ぶれない〉作品となると感じた.

関連作品

『シビル・ウォー』でトム・ホランド演じる新しいスパイダーマンが少しだけ登場する.『スパイダーマン ホームカミング』の劇中にシビルウォーのワンシーンが登場するため関連性は高い作品となっている.

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